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爲切
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しき
ふりがな文庫
“
爲切
(
しき
)” の例文
新字:
為切
六疊敷ほどの
湯槽
(
ゆぶね
)
が三つに
爲切
(
しき
)
つてあり、その一つの隅にぼんやりと一人入つてゐますと、ツイ側に落ちてゐる湯口の音のみ冴えて、いつ知らずうと/\としたくなる靜けさです。
樹木とその葉:32 伊豆西海岸の湯
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
『
私
(
わたし
)
は
此處
(
こゝ
)
から
出
(
で
)
て
行
(
ゆ
)
きますよ、
君
(
きみ
)
。』と、
彼
(
かれ
)
はイワン、デミトリチに
恁
(
か
)
う
云
(
い
)
ふた。『
此
(
こゝ
)
へ
燈
(
あかり
)
を
持
(
も
)
つて
來
(
く
)
るやうに
言付
(
いひつ
)
けますから……
奈何
(
どう
)
して
這麼眞暗
(
こんなまつくら
)
な
所
(
ところ
)
にゐられませう……
我慢
(
がまん
)
爲切
(
しき
)
れません。』
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
爲
部首:⽖
12画
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“爲”で始まる語句
爲
爲方
爲事
爲樣
爲難
爲替
爲合
爲出
爲替相場
爲給