“煤竹色”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すすたけいろ33.3%
すすだけいろ33.3%
すゝたけいろ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこが煤竹色すすたけいろの部隊長の小屋であった。木と竹を簡単に組み合せ、屋根をニッパでいた単純な作りである。床は湿気を避けて人の背丈ほどもあるが、階段を踏むとおのずからぎしぎしと鳴った。
日の果て (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
白茶しらちゃ御納戸茶おなんどちゃ黄柄茶きがらちゃ燻茶ふすべちゃ焦茶こげちゃ媚茶こびちゃ千歳茶ちとせちゃなどがあり、色をもつ対象のがわから名附けたものには、鶯茶うぐいすちゃ鶸茶ひわちゃ鳶色とびいろ煤竹色すすだけいろ、銀煤色、栗色、栗梅、栗皮茶、丁子茶ちょうじちゃ素海松茶すみるちゃあい海松茶
「いき」の構造 (新字新仮名) / 九鬼周造(著)
持たる剪髮ぜんぱつの美少年の面體めんていゆきあざむくが如きは是なん諏訪右門なり其かたはらに黒羽二重くろはぶたへの小袖に煤竹色すゝたけいろ道服だうふく
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)