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然
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サ
ふりがな文庫
“
然
(
サ
)” の例文
処が又、
然
(
サ
)
る古代こがれでない人々から、近代風に謬られ相な、葬式の赤幡・青幡、降参の
素
(
シラ
)
幡がある。
幣束から旗さし物へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
然
(
サ
)
て世を経るほどに、歌は文盲なる者の手に落ち入りて、いよ/\狭く、心浅きものになりて、詩の人情・世態・雅俗にわたりて言ひ通るに、けおされむとさへするに到れり。
橘曙覧評伝
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
言ふまでもなく、「
候
(
サフロ
)
」から来た「そよ」「
候
(
ソウ
)
よ」であること疑ひもないのだが、小唄・狂言には、大抵の場合、「
然
(
ソ
)
よ」「
然
(
サ
)
うよ」「
然
(
サ
)
うよの」と言ふ風に、誰も解釈して来たらしい。
「さうや さかいに」
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“然”を含む語句
全然
偶然
自然
悄然
判然
寂然
悠然
憫然
宛然
凝然
勃然
悚然
嫣然
公然
確然
突然
飄然
整然
歴然
茫然
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