“点(う)” の例文
旧字:點
カラカラチーン、チーン、チーン、チーン……気まぐれな隣の自鳴鐘(とけい)がもう夜の十時を点(う)つ、夕日がくわつと壁から鏡に照り反す。鶏頭が恍惚(うつとり)と息をつく、風が光る。
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
朧月(ろうげつ)の匂ふ面(おもて)を行く刻み定刻九時四十分の時報今点(う)つ
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
輪に点(う)ちつつ。
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)