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瀬多
ふりがな文庫
“瀬多”の読み方と例文
読み方
割合
せた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せた
(逆引き)
わたしは庭づたいに湖水のほとりに出て、向こうにかかるにじのような
瀬多
(
せた
)
の長い橋を望むこともできました。
力餅
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
翌三年十月、武田信玄は大挙して上洛を志し
遠江
(
とほたふみ
)
に侵入し、徳川家康を脅かしたが、翌天正元年四月、
疾
(
やまひ
)
を得て「明日旗を
瀬多
(
せた
)
に立てよ」のうは言も悲しく陣歿した。
二千六百年史抄
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
武士
(
さむらい
)
の
這奴
(
しゃつ
)
の帯の
結目
(
ゆいめ
)
を
掴
(
つか
)
んで
引釣
(
ひきつ
)
ると、
斉
(
ひと
)
しく、
金剛杖
(
こんごうづえ
)
に
持添
(
もちそ
)
へた
鎧櫃
(
よろいびつ
)
は、とてもの事に、
狸
(
たぬき
)
が出て、
棺桶
(
かんおけ
)
を下げると言ふ、
古槐
(
ふるえんじゅ
)
の天辺へ掛け置いて、
大井
(
おおい
)
、天竜、
琵琶湖
(
びわこ
)
も、
瀬多
(
せた
)
も
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
瀬多(せた)の例文をもっと
(3作品)
見る
瀬
常用漢字
中学
部首:⽔
19画
多
常用漢字
小2
部首:⼣
6画
“瀬”で始まる語句
瀬
瀬戸
瀬戸際
瀬戸物
瀬田
瀬踏
瀬戸内
瀬川
瀬戸内海
瀬川菊之丞
“瀬多”のふりがなが多い著者
島崎藤村
菊池寛
泉鏡花