“濃州”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
のうしゅう85.7%
のうしう14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
濃州のうしゅうでは四月から七月までで、別して五六月が多いという。七月になりかかると、秋風が立ち初める、とギバの難は影を
怪異考 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
このごろ未刊随筆百種のうちの「享和きょうわ雑記」を読むと、濃州のうしゅう徳山くろん坊の事という一項がある。
くろん坊 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
見て大に悦びまづ是にてわざはひたちたれば更に心殘こゝろのこりなし大望成就じやうじゆうたがひなし今は此地に用はなしいそぎ他國へ立越たちこえん幸ひ濃州のうしう谷汲の長洞村ほらむら法華ほつけ山常樂院長洞寺の天忠日信と云はおや藤井紋太夫の弟にて我爲には實の伯父をぢなるがかゝる事の相談には屈強くつきやう軍略ぐんりやく人にて過つるころおん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)