“源太”の読み方と例文
読み方割合
げんた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まへさん、お正月しやうぐわつからうたうたつてるんぢやありませんか。——一層いつそ一思ひとおもひに大阪おほさかつて、矢太やたさんや、源太げんたさんにつて、我儘わがまゝつていらつしやいな。
大阪まで (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「上って、四方しほうに気をつけて見たが、隠れてる人間も居なかった。なァ、源太げんた友三ともぞう雲的うんてき
夜泣き鉄骨 (新字新仮名) / 海野十三(著)
早く良人うちのひとがいよいよ御用いいつかったと笑い顔して帰って来られればよい、類の少い仕事だけに是非して見たい受け合って見たい、欲徳はどうでもかまわぬ、谷中感応寺やなかかんおうじの五重塔は川越かわごえ源太げんたが作りおった
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)