“悪源太義平”の読み方と例文
読み方割合
あくげんたよしひら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私の父、与三左衛門影康かげやす、平治の乱には重盛公の御供に加わり、悪源太義平あくげんたよしひらに討たれて死にました。時に私は三歳で何も知らぬ幼な児でございました。
かえりみて今、義朝のまわりを見まわせば、十九歳という長男の悪源太義平あくげんたよしひら、まだ十六の次男朝長ともながの骨肉たち。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
主なる役割は左団次の悪源太義平あくげんたよしひら、市川権十郎の平重盛たいらのしげもり、市川米蔵よねぞうの重盛妹花咲姫などであった。
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)