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悪源太義平
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あくげんたよしひら
ふりがな文庫
“
悪源太義平
(
あくげんたよしひら
)” の例文
私の父、与三左衛門
影康
(
かげやす
)
、平治の乱には重盛公の御供に加わり、
悪源太義平
(
あくげんたよしひら
)
に討たれて死にました。時に私は三歳で何も知らぬ幼な児でございました。
現代語訳 平家物語:10 第十巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
顧
(
かえり
)
みて今、義朝のまわりを見まわせば、十九歳という長男の
悪源太義平
(
あくげんたよしひら
)
、まだ十六の次男
朝長
(
ともなが
)
の骨肉たち。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
主なる役割は左団次の
悪源太義平
(
あくげんたよしひら
)
、市川権十郎の
平重盛
(
たいらのしげもり
)
、市川
米蔵
(
よねぞう
)
の重盛妹花咲姫などであった。
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
むかし
源氏
(
げんじ
)
と
平家
(
へいけ
)
が
戦争
(
せんそう
)
をして、お
互
(
たが
)
いに
勝
(
か
)
ったり
負
(
ま
)
けたりしていた
時
(
とき
)
のことでした。
源氏
(
げんじ
)
の
大将
(
たいしょう
)
義朝
(
よしとも
)
には、
悪源太義平
(
あくげんたよしひら
)
や
頼朝
(
よりとも
)
のほかに
今若
(
いまわか
)
、
乙若
(
おとわか
)
、
牛若
(
うしわか
)
、という三
人
(
にん
)
の
子供
(
こども
)
がありました。
牛若と弁慶
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
義賢は
悪源太義平
(
あくげんたよしひら
)
に殺されたが、そのとき義仲はわずか二歳の幼児で、母に伴われ、
木曽中三兼遠
(
きそのちゅうぞうかねとお
)
の許で、二十余年間育てられた。長ずるに従い、ひときわ弓矢の道に優れた、たくましい侍になった。
現代語訳 平家物語:06 第六巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
悪
常用漢字
小3
部首:⼼
11画
源
常用漢字
小6
部首:⽔
13画
太
常用漢字
小2
部首:⼤
4画
義
常用漢字
小5
部首:⽺
13画
平
常用漢字
小3
部首:⼲
5画
“悪源太”で始まる語句
悪源太