“朝長”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ともなが50.0%
あさおさ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かえりみて今、義朝のまわりを見まわせば、十九歳という長男の悪源太義平あくげんたよしひら、まだ十六の次男朝長ともながの骨肉たち。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
上には次男に朝長ともながあり、長男義平よしひらがあるに、その兄弟がしらをさしおいて、父の義朝がわざと三男へ伝家の『髯切ひげきり』の一刀に、源太ヶ産衣うぶぎをくれておるところを見ても
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
祖母は伊勢朝長あさおさの大庄家の生れで、幼少な時、わらべのする役を神宮に奉仕したことがあるとかで神明様へは月参りをした。