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淡彩
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たんさい
ふりがな文庫
“
淡彩
(
たんさい
)” の例文
その衝立には
淡彩
(
たんさい
)
の鶴がたった一羽
佇
(
たた
)
ずんでいるだけで、姿見のように細長いその
格好
(
かっこう
)
が、普通の寸法と違っている意味で敬太郎の注意を
促
(
うな
)
がした。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
明治十二三年頃
(
めいぢじふにさんねんごろ
)
の
出版
(
しゆつぱん
)
だと
思
(
おも
)
ふ——
澤村田之助曙双紙
(
さはむらたのすけあけぼのさうし
)
と
云
(
い
)
ふ
合卷
(
がふくわん
)
ものの、
淡彩
(
たんさい
)
の
口繪
(
くちゑ
)
に、
黒縮緬
(
くろちりめん
)
の
羽織
(
はおり
)
を
撫肩
(
なでがた
)
に
引
(
ひ
)
つ
掛
(
か
)
けて、
出
(
で
)
の
衣裝
(
いしやう
)
の
褄
(
つま
)
を
取
(
と
)
つた、
座敷
(
ざしき
)
がへりらしい、
微醉
(
ほろよひ
)
の
婀娜
(
あだ
)
なのが
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
淡彩
(
たんさい
)
で、
雁
(
かり
)
を描いた老中の
溜
(
たま
)
りの間にいた
信祝
(
のぶとき
)
は、越前が登城したと聞くと
大岡越前の独立
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
“淡彩(ウォッシュ(絵画技法))”の解説
ウォッシュ(英:Wash 日:淡彩)とは、水彩画やカラーインク画、アクリル画など水を溶媒とする絵で使われる技法。
(出典:Wikipedia)
淡
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
彩
常用漢字
中学
部首:⼺
11画
“淡彩”で始まる語句
淡彩色