トップ
>
涼秋
>
りょうしゅう
ふりがな文庫
“
涼秋
(
りょうしゅう
)” の例文
ようやく
涼秋
(
りょうしゅう
)
の八月になりかけた頃、半兵衛重治の
病
(
やまい
)
がどっと重くなって、もう今度は二度と、その病骨に、
鎧具足
(
よろいぐそく
)
もまとえまいと思われるような容体に
陥
(
おちい
)
ったことであった。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
時は
涼秋
(
りょうしゅう
)
九
月
(
げつ
)
、処は北海山中の無人境、
篝火
(
かがりび
)
を焚く霜夜の天幕、
幕
(
まく
)
の
外
(
そと
)
には立聴くアイヌ、幕の内には
隼人
(
はやと
)
の
薩摩
(
さつま
)
壮士
(
おのこ
)
が
神来
(
しんらい
)
の
興
(
きょう
)
まさに
旺
(
おう
)
して、歌
断
(
た
)
ゆる時四絃続き、
絃黙
(
げんもく
)
す時
声
(
こえ
)
謡
(
うた
)
い
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
“涼秋”の意味
《名詞》
涼 秋(りょうしゅう)
涼しい秋。
陰暦九月。
(出典:Wiktionary)
涼
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
秋
常用漢字
小2
部首:⽲
9画
“涼”で始まる語句
涼
涼風
涼気
涼傘
涼台
涼夜
涼朝
涼絹
涼味
涼場