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海城
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かいじょう
ふりがな文庫
“
海城
(
かいじょう
)” の例文
あっちのほうが早いかもしれないッていうことですよ。第一軍はもう
楡樹林子
(
ゆじゅりんし
)
を占領して遼陽から十里のところに行ってますし、第二軍は
海城
(
かいじょう
)
を
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
劉家へ来るひと月ほど以前に、私は
海城
(
かいじょう
)
北方の
李家屯
(
りかとん
)
という所に四日ばかり滞在したことがある。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
彼等はどうせ
他
(
ひと
)
の
拵
(
こしら
)
えたものだという
料簡
(
りょうけん
)
で、
毫
(
ごう
)
も人力に対して尊敬を払わない引き方をする。
海城
(
かいじょう
)
というところで
高麗
(
こま
)
の
古跡
(
こせき
)
を見に行った時なぞは、尻が
蒲団
(
ふとん
)
の上に落ちつく暇がないほど揺れた。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
月 日
海城
(
かいじょう
)
発
海城発電
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
この人形の首をはじめて見たのは、わたしが日露戦争に従軍した時、満洲の
海城
(
かいじょう
)
の城外に
老子
(
ろうし
)
の
廟
(
びょう
)
があって、その祭日に人形をまわしに来たシナの芸人の箱のなかでした。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
城
常用漢字
小4
部首:⼟
9画
“海”で始まる語句
海
海岸
海嘯
海鼠
海苔
海老
海月
海原
海辺
海人