“河谷”の読み方と例文
読み方割合
かこく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
春になると、北上の河谷かこくのあちこちから、沢山の馬が連れて来られて、の部落の人たちに預けられます。そして、上の野原に放されます。
種山ヶ原 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
春になると、北上の河谷かこくのあちこちから、沢山たくさんの馬がれて来られて、の部落の人たちにあずけられます。そして、上の野原にはなされます。
種山ヶ原 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
けれどもわたくしたちの学校ではそれはできなかったのです。ですから、生れるから北上きたかみ河谷かこく上流じょうりゅうの方にばかりた私たちにとっては、どうしてもその白い泥岩層でいがんそうをイギリス海岸とびたかったのです。
イギリス海岸 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)