“没(おわ)” の例文
旧字:沒
「君子は世を没(おわ)るも」云々は『論語』衛霊公(えいれいこう)篇に君子を規定する他の四章と相並んでいる独立の章であって、『春秋』の述作と関係があるというごとき痕跡(こんせき)は全然ない。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
子曰く、弗(しから)ざるかな、弗ざるかな。君子は世を没(おわ)るも名の称せられざるを疾(や)む。吾が道行なわれず。吾(われ)何を以てか自らを後世に見(あら)わさん、と。乃(すなわ)ち史記に因りて春秋を作る。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)