“没情漢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぼつじょうかん50.0%
わからずや50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
時ならぬ真夜中に人の眠りを妨るはいずれの没情漢ぼつじょうかんぞと打呟うちつぶやきながら、起行おきゆきて戸を開くに、つい一人いちにんは是なん目科其人にして衣服の着様きざまみだれ、飾りしゃつの胸板は引裂かれ
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
働きのない没情漢わからずやと見限って、口先ばかりで人間並みのあしらいをしていたのだ。
或る女:1(前編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)