求食あさる)” の例文
されどるにも位列ゐれつをなしてみだりならず。求食あさる時はみなあさり、あそぶ時はみなあそぶ。雁中がんちゆうに一雁ありて所為なすところみなこれにしたがふ、大将たいしやう士卒しそつとのごとし。
眠る時は人にとほき処にてあつまり眠る、此時は首をあげて四方を見てゐる雁二羽あり、人これを番鳥ばんどりといふ。求食あさるにもしか也。とぶれつをなすは雁行がんかうとて兵書へいしよにもいへり、人のしる処也。
人のきたるか又はあやしきを見れば、かのばんとりたゝきをなす、のとりこれをきゝ、いかに求食あさるともねぶるとも此羽たゝきをきゝあやまらず、幾羽いくはみだれとびあがり、さてれつをなしてる。