“求女”の読み方と例文
読み方割合
もとめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「だからあつしは、手習師匠の進藤孫三郎と、二人の浪人者が怪しいと言ふんで。九頭龍求女もとめなどといふ男は、隨分臭いと思ひますが」
御影みかげ求女もとめ塚にふみとどまッて、脇屋義助そのほかと共に、いちどはずいぶん烈しい反転をみせ、さすが新田党らしい死力も再三ふるッて来たが、多くはすでに戦意を失っており、義貞もついに
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
道行では団十郎のお三輪みわ、芝翫の求女もとめ、高助のたちばな姫。
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)