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水禽
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みづとり
ふりがな文庫
“
水禽
(
みづとり
)” の例文
鵜師の綱は縦横に動いて、その間には疲れた
水禽
(
みづとり
)
を励ますために、棹を取つて強く
舷
(
ふなばた
)
を撃つ音が両岸の山に響いて凄気を誘ふ。
三次の鵜飼
(新字旧仮名)
/
中村憲吉
(著)
養和
(
やうわ
)
の秋、富士河の
水禽
(
みづとり
)
も、まだ
一年
(
ひととせ
)
の
來
(
こ
)
ぬ夢なれば、一門の
公卿
(
こうけい
)
殿上人
(
てんじやうびと
)
は言はずもあれ、上下の武士
何時
(
いつ
)
しか
文弱
(
ぶんじやく
)
の
流
(
ながれ
)
に
染
(
そ
)
みて、嘗て
丈夫
(
ますらを
)
の譽に見せし向ふ疵も、いつの間にか
水鬢
(
みづびん
)
の
陰
(
かげ
)
に
掩
(
おほ
)
はれて
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
水禽
(
みづとり
)
の
羽音
(
はおと
)
のわかれ。
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
水禽
(
みづとり
)
の
羽音
(
はおと
)
の
調
(
しらべ
)
。
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
“水禽”の意味
《名詞》
水 禽(すいきん)
水上や水辺で生活する水鳥。
(出典:Wiktionary)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
禽
漢検準1級
部首:⽱
13画
“水”で始まる語句
水
水際
水底
水溜
水上
水面
水晶
水嵩
水車
水瓶