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水潦
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みづたまり
ふりがな文庫
“
水潦
(
みづたまり
)” の例文
昨日の雨の名殘りの
水潦
(
みづたまり
)
が路の處々に行く人の姿々を映して居るが、空は
手掌
(
てのひら
)
程の雲もなく美しく晴れ渡つて、透明な空氣を岩山の上の
秋陽
(
あきび
)
がホカ/\と温めて居た。
葬列
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
野原の中の黒い
水潦
(
みづたまり
)
に何べんもみんな踏み込んだ。
秋田街道
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
また
曩日
(
いつか
)
の樣に、今夜何處かに
酒宴
(
さかもり
)
でもあるのかと考へて、お定は
愼
(
つつま
)
しやかに
水潦
(
みづたまり
)
を避けながら、大工の家へ行つた。お八重は
欣々
(
いそ/\
)
と迎へたが、何か
四邊
(
あたり
)
を
憚
(
はゞか
)
る樣子で、
密
(
そつ
)
と裏口へ
伴
(
つ
)
れて出た。
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
また
曩日
(
いつか
)
の様に、今夜何処かに酒宴でもあるのかと考へて、お定は慎しやかに
水潦
(
みづたまり
)
を
避
(
よ
)
けながら、大工の家へ行つた。お八重は
欣々
(
いそいそ
)
と迎へたが、何か
四辺
(
あたり
)
を憚る様子で、
密
(
そつ
)
と裏口へ伴れて出た。
天鵞絨
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
水潦
(
みづたまり
)
一握の砂
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
潦
漢検1級
部首:⽔
15画
“水”で始まる語句
水
水際
水底
水溜
水上
水面
水晶
水嵩
水車
水瓶