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水嚢
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すいのう
ふりがな文庫
“
水嚢
(
すいのう
)” の例文
先
(
ま
)
ず米一合と
糯米
(
もちごめ
)
一合と混ぜて
能
(
よ
)
く洗って三日ほど水へ漬けておきます。それからその水ともに
擂鉢
(
すりばち
)
へ入れてよく摺って
水嚢
(
すいのう
)
で
漉
(
こ
)
します。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
中位な処なら二つで十二銭位です。その皮を
剥
(
む
)
いて二つに割って種を取って塩湯で四十分間ほど湯煮て
水嚢
(
すいのう
)
の上へ揚げておいてよく水を切ります。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
出来上ったら
水嚢
(
すいのう
)
で
漉
(
こ
)
して塩を加えて病人に与えます。その濃さ加減は病人によって
斟酌
(
しんしゃく
)
しなければなりません。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
牛の
生脂
(
なまあぶら
)
即ちケンネ
脂
(
し
)
という処を買って細かく
截
(
き
)
ってそのまま鍋へ入れて少しの水を加えてよく煮ます。それを
水嚢
(
すいのう
)
で
漉
(
こ
)
しておけばそれが純粋のヘットです。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
... 少し
注
(
さ
)
して塩胡椒で味をつけてよく煮て
丁寧
(
ていねい
)
にすればその汁を
水嚢
(
すいのう
)
で
漉
(
こ
)
して肉へかけて出します」妻君「その次は」お登和嬢「これでお
腹
(
なか
)
の中の物はお
終
(
しま
)
いです。 ...
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
嚢
漢検準1級
部首:⼝
18画
“水”で始まる語句
水
水際
水底
水溜
水上
水面
水晶
水嵩
水車
水瓶