“生脂”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
なまあぶら66.7%
きあぶら33.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“生脂”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
ヘットをお家でおこしらえになるのは造作ぞうさもありません。牛の生脂なまあぶら即ちケンネという処を買って細かくってそのまま鍋へ入れて少しの水を加えてよく煮ます。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
普通なみの処は何で拵えますか」お登和嬢「普通のペースは牛の生脂なまあぶら即ちケンネ脂で致します。それも生脂の使い頃がありまして牛を殺してから冬は一日二日ののち夏は三、四日の後がいいのです。新らしいものは脂がかたまりませんから使えません。一日二日置くと凝まります。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
その次は」お登和嬢「トライプといって牛の胃袋のお料理もあります。これも最初塩で揉んで洗って人参玉葱と一緒に四時間湯煮て、それを小さく切りますがその時黒いポツポツの処を除かないといけません。それから今の皮のようにトマトソースを拵えて一時間煮てシチューにしてもよし、あるいは白ソースで煮てもようございます」妻君「その次は」お登和嬢「キドネー即ち腎臓です。これは俗にケンネーといいまして牛の生脂きあぶら即ちケンネー脂の中に包まれています。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)