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殺意
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さつい
ふりがな文庫
“
殺意
(
さつい
)” の例文
居士
(
コジ
)
は、
人命犯
(
じんめいはん
)
には
必
(
かな
)
らず萬已むを得ざる原因ある
事
(
こと
)
を
言
(
い
)
ひ、
財主
(
ざいしゆ
)
の
老婆
(
ろうば
)
が、
貪慾
(
どんよく
)
を
憤
(
いきど
)
ふるのみの
一事
(
いちじ
)
にして
忽
(
たちま
)
ち
殺意
(
さつい
)
を
生
(
せう
)
ずるは殺人犯の原因としては甚だ淺薄なりと
言
(
い
)
ひ
「罪と罰」の殺人罪
(旧字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
と、
濠
(
ほり
)
ばたのほうで
小文治
(
こぶんじ
)
がささやいた声さえも、かれはハッキリと耳に入れた。その話に、自分に対してべつだん深い
殺意
(
さつい
)
がないのだと
覚
(
さと
)
ると、
蛾次郎
(
がじろう
)
ははじめて、ホッと
多寡
(
たか
)
をくくって
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
殺
常用漢字
小5
部首:⽎
10画
意
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
“殺”で始まる語句
殺
殺戮
殺生
殺害
殺伐
殺人
殺到
殺風景
殺生石
殺気