死度しにた)” の例文
賤「惣吉さん誠に済まない事をしました、堪忍して下さいまし、新吉さん早く惣吉さんの手に掛って死度しにたい、あゝ、おっかさん堪忍して下さい」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
勘「はい/\有難ありがてえ/\、それを聞けばすぐに死んでもい、ヤア、有難えねえ、サア死にましょうか、唯死度しにたくもねえが、松魚かつおの刺身であったけえ炊立たきたてまんまべてえ」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
家「其様そんな気の弱い事を言ってはいけない、いか程死度しにたいからって死なれる訳のものではない」
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
私はねうも死度しにたいよ、私のようなんなお婆さんを、お前が能く看病をしておくれで、私はお前の様な若い奇麗きれいな人に看病されるのは気の毒だ/\と思うと、なお病気がおもって来る、ね
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)