歩履あゆみ)” の例文
彼かれらを見、氣色けしきはれやかに答ふらく。彼等の歩履あゆみおそければいざ我等かしこに行かん、好兒よきこよ、望みをかたうせよ。 六四—六六
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
次には「またその強き歩履あゆみせばまり、その計るところは自分を陥しいる、すなわちその足にわれて網に到り、また陥阱おとしあなの上を歩むになわそのくびすまつわわなこれをとらう」
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
かくしてかの高き林、蛇を信ぜし女の罪に空しくなりたる地をわけゆけば、天使のうたふ一の歌我等の歩履あゆみとゝのへり 三一—三三
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
我もまた我にかへりてかの慈悲深き淑女、さきに流れに沿ひてわが歩履あゆみをみちびけるもののわがほとりに立てるを見 八二—八四
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
是においてか汝等の歩履あゆみ道を離る。 一四八—一五〇
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)