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檢
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あらた
ふりがな文庫
“
檢
(
あらた
)” の例文
新字:
検
さうして短刀の刃先を
檢
(
あらた
)
めては、少しばかり
錆
(
さび
)
の出かゝつたのを文錢でゴシ/\
擦
(
こす
)
ることを止めなかつた。
天満宮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
知らせければ早速娘夫婦は來りて
死骸
(
しがい
)
を
檢
(
あらた
)
めし後お粂はお菊に向ひ母樣が變死の
樣子
(
やうす
)
仔細ぞ有ん
如何
(
いかゞ
)
なりと問ばお菊は涙を
押拭
(
おしぬぐ
)
ひ私し
留守
(
るす
)
の中に此如く
成行
(
なりゆき
)
給ひしと答へしを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
乙松の愚痴を聞き乍ら、平次は手早く死骸を
檢
(
あらた
)
めました。成程、提灯の明りの下でも、成勢の良い男つ振りで、色の淺黒い
半纒姿
(
はんてんすがた
)
、キリヽとした眼鼻立も江戸の町娘好みと言ふ柄です。
銭形平次捕物控:286 美男番附
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
お文はあがつた蒲燒と玉子燒とを一寸
檢
(
あらた
)
めて、十六番の紙札につけると、雇女に二階へ持たしてやつた。
鱧の皮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
聞付て相長屋の人々集り來り
實
(
じつ
)
親子
(
おやこ
)
の事なればとて
早速
(
さつそく
)
田原町へ右の樣子を申遣せし處彌吉
粂
(
くめ
)
同道にて參り死骸を
檢
(
あらた
)
め
見
(
み
)
私
(
わたく
)
しの
仕業
(
しわざ
)
成と申かけ其由訴へ出し事にて何を證據に然樣の儀を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
平次は引返してもう一度二つの死骸を
檢
(
あらた
)
めて居ります。
銭形平次捕物控:112 狐の嫁入
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
檢
(
あらた
)
め忠八より遺言の趣きを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
檢
部首:⽊
17画
“檢”を含む語句
檢査
檢視
檢屍
檢死
探檢
檢校
檢擧
首實檢
檢束
檢査塲
檢査處
檢校總録
檢案
檢案書
檢物臺
檢疫
檢覈
檢見
檢非違使
加瀬探檢
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