檀弓だんぐう)” の例文
因つてうたがふ、孔子泰山たいざんの歌、後人假託かたく之をつくれるならん。檀弓だんぐうの信じがたきこと此の類多し。聖人を尊ばんと欲して、かへつて之がるゐを爲せり。
大學頭様は五経の内の礼記らいきと申す書物をお取寄せになりまして、第三がん目の檀弓だんぐうと申す篇の一節ひとくだりを御覧に入れて、御講釈を申上げられました。
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
檀弓だんぐうに見えて居る通り、子上しじょうの母死してそうせずの条によれば、孔子こうしの御孫の子思子しししが妻を去られたことは分明である。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
『左伝』は孔子没する前年に「孔子、衛の乱を聞きて曰く、さいやそれ来たらん、由や死せんと」という語を録し、『礼記らいき檀弓だんぐうには「孔子、子路を中庭において哭せり」云々と記している。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)