“檀渓”の読み方と例文
読み方割合
だんけい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それとなく、襄陽じょうようの会や、檀渓だんけいの難のことをお話しあって、もし劉表が、呉の討手を君へお頼みあっても、かならずお引受けにならないことです」
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「実は檀渓だんけいを跳んで、九死のうちにのがれて来ましたので、衣服もこんなに湿うるおうてしまいました」
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「皆の者に、心配をかけてすまなかった。実は昨日、襄陽の会で、蔡瑁さいぼうのため、危うく謀殺されようとしたが、檀渓だんけいを跳んで、九死に一生を拾って帰ったような始末……」
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)