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樓
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うち
ふりがな文庫
“
樓
(
うち
)” の例文
新字:
楼
どうもそれらしいと教えられて行ったある
樓
(
うち
)
から出てくる、その出會いがしらに、突然ばったりと彼にぶつかってしまったのだった。
永遠の夫
(旧字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
「あ、
因業
(
いんごふ
)
佐野喜の親爺か、この春の火事で、女を三人も燒き殺した
樓
(
うち
)
だ。下手人が多過ぎて困るんだらう」
銭形平次捕物控:117 雪の夜
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
廓内
(
なか
)
の
大
(
おほ
)
きい
樓
(
うち
)
にも
大分
(
だいぶ
)
の
貸付
(
かしつけ
)
があるらしう
聞
(
き
)
きましたと、
大路
(
おほぢ
)
に
立
(
た
)
ちて二三
人
(
にん
)
の
女房
(
にようぼう
)
よその
財産
(
たから
)
を
數
(
かぞ
)
へぬ。
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
夫れでも
此方
(
こち
)
どもの
頭
(
つむり
)
の上らぬは彼の物の御威光、さりとは欲しや、
廓内
(
なか
)
の大きい
樓
(
うち
)
にも大分の貸付があるらしう聞きましたと、大路に立ちて二三人の女房よその
財産
(
たから
)
を數へぬ。
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
樓
部首:⽊
15画
“樓”を含む語句
妓樓
樓上
青樓
高樓
蜃氣樓
登樓
檣樓
鐘樓
井桁樓
樓閣
樓門
瓊樓玉闕
鼓樓
皆春樓
聽雲樓
舵樓
船首樓
西樓
談洲樓焉馬
赤嵌樓
...