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杖
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ケン
ふりがな文庫
“
杖
(
ケン
)” の例文
「それではお前に尋ねるが、リンネルの背広に
鳥打帽
(
ハンチング
)
を冠むり、支那竹の
杖
(
ケン
)
を携えた三十七八の紳士が今日、お前の所へ来られた筈だが?」
闘牛
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
鉛色の唇をした不良青年が、持っていた
杖
(
ケン
)
をヒョイと上げて、或る方面へ
夫
(
そ
)
れとなく、合図めいたことをしたからである。
奥さんの家出
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
ボヘミヤン・ネクタイ、
合
(
あい
)
オーバ、(少し
穢
(
よご
)
れた流行
色
(
いろ
)
の薄茶)それから羅紗の合帽子(少し穢れた流行色の薄茶)手には
杖
(
ケン
)
、足には赤靴、栄養不良らしい蒼黒い顔、唇と来たら鉛色である。
奥さんの家出
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“杖”の解説
杖(つえ)は、体を支え、歩行の助けとするために用いられる細長くまっすぐな、手で持つのに適した道具。長くて自分の腰の高さ程度のもので、木製、竹製である場合が多い。稀に象牙や金属で作られることもある。杖は権威の象徴とされたほか、蛇や獣を追い払う道具さらに武器としても使われた。また、白杖は視覚障害者の安全の確保のためにも用いられる。
(出典:Wikipedia)
杖
漢検準1級
部首:⽊
7画
“杖”を含む語句
洋杖
頬杖
撞木杖
竹杖
錫杖
虎杖
金剛杖
松葉杖
粥杖
息杖
側杖
仕込杖
弓杖
頤杖
杖柱
禅杖
遊杖
卯杖
刀杖
桛杖
...