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暮鐘
ふりがな文庫
“暮鐘”の読み方と例文
読み方
割合
ぼしょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼしょう
(逆引き)
七月七日は、
七夕
(
たなばた
)
に
因
(
ちな
)
み、
玉礀
(
ぎょっかん
)
の
暮鐘
(
ぼしょう
)
の絵を床に、
紹鴎
(
じょうおう
)
のあられ釜を
五徳
(
ごとく
)
にすえ、茶入れは、
初花
(
はつはな
)
の
肩
(
かた
)
つきが用いられた。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
幽
(
かす
)
かに聞える
伝通院
(
でんずういん
)
の
暮鐘
(
ぼしょう
)
の
音
(
ね
)
に誘われて、
塒
(
ねぐら
)
へ急ぐ
夕鴉
(
ゆうがらす
)
の声が、
彼処此処
(
あちこち
)
に聞えて
喧
(
やか
)
ましい。既にして日はパッタリ暮れる、
四辺
(
あたり
)
はほの暗くなる。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
暮鐘(ぼしょう)の例文をもっと
(2作品)
見る
暮
常用漢字
小6
部首:⽇
14画
鐘
常用漢字
中学
部首:⾦
20画
“暮”で始まる語句
暮
暮方
暮靄
暮色
暮夜
暮春
暮田正香
暮合
暮々
暮六
“暮鐘”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
吉川英治