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易占
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うらない
ふりがな文庫
“
易占
(
うらない
)” の例文
さて日本も
嘉永
(
かえい
)
の五年あたりは、まだ世の中が
開
(
ひら
)
けませぬから、
神信心
(
かみしんじん
)
に
凝
(
こ
)
るとか、
易占
(
うらない
)
に見て貰うとかいうような人が多かったものでござります。
闇夜の梅
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
そういう
小家
(
こいえ
)
の曲り角の汚れた
板目
(
はめ
)
には売薬と
易占
(
うらない
)
の広告に
交
(
まじ
)
って至る
処
(
ところ
)
女工募集の
貼紙
(
はりがみ
)
が目についた。
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「親切はありがてえが、おめえの
易占
(
うらない
)
なら勘弁してもらおう、分る探し
人
(
て
)
も分らなくなってしまう」
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
なまはんか
易占
(
うらない
)
なぞをやるせいか、悪党らしくもなく馬春堂、きょうはばかに弱気であります。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
彼の
几
(
つくえ
)
の上には、いまたてた
易占
(
うらない
)
の
算木
(
さんぎ
)
が、吉か凶か、
卦面
(
けめん
)
の
変爻
(
へんこう
)
を示していた。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“易占”の意味
《名詞》
算木や筮竹などを使用して行う易による占い。
(出典:Wiktionary)
易
常用漢字
小5
部首:⽇
8画
占
常用漢字
中学
部首:⼘
5画
“易”で始まる語句
易
易々
易者
易簀
易経
易水
易筮
易行道
易行
易断