だち)” の例文
旧字:
処が六月月初つきはじまりになりますと、角右衞門は風の心持から病がかさなりて、どっと床に就きましたゆえ、孝行な多助は心配いたし、神仏かみほとけに願をかけ、精進火の物だち跣足参はだしまいりを致しまするが
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)