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斎藤茂吉
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さいとうもきち
ふりがな文庫
“
斎藤茂吉
(
さいとうもきち
)” の例文
ところが最近に寄贈を受けた「アララギ」の十一月号を開いて見ると、
斎藤茂吉
(
さいとうもきち
)
氏の「
大沢禅寺
(
だいたくぜんじ
)
」と題した五首の歌がある。
連句雑俎
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
斎藤茂吉
(
さいとうもきち
)
博士の『金槐集私鈔』をはじめとして、その後の多数の論究はことに実朝を顕した点で忘れることの出来ないものであり、最近では
中世の文学伝統
(新字新仮名)
/
風巻景次郎
(著)
煙を揚げる
英吉利
(
イギリス
)
の船。「港をよろふ山の若葉に光さし……」
顱頂
(
ろちやう
)
の
禿
(
は
)
げそめた
斎藤茂吉
(
さいとうもきち
)
。ロテイ。
沈南蘋
(
しんなんぴん
)
。
永井荷風
(
ながゐかふう
)
。
続野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
この
間
(
あいだ
)
も、
斎藤茂吉
(
さいとうもきち
)
博士の随筆中に、武子夫人が
生
(
いき
)
ていられたうちは書かなかったがと、ある
田舎
(
いなか
)
へいったら、砂にとった武子さんのはいせき
物
(
ぶつ
)
を見て
九条武子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
斎藤茂吉
(
さいとうもきち
)
氏のミュンヘン雑記や、室生犀星氏の文学を包囲する速力、
三木清
(
みききよし
)
氏の啓蒙文学論、
河上肇
(
かわかみはじめ
)
氏の第二貧乏物語、ピリニヤークの狼の
綻
(
おきて
)
などと云ったものは
文学的自叙伝
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
▼ もっと見る
けれどもこの歌はとうの昔にもう
斎藤茂吉
(
さいとうもきち
)
君の歌集に出てゐるのに違ひなかつた。それから又彼等の或ものは僕の支那へ出かけた
留守
(
るす
)
に僕に会ひに上京した。
変遷その他
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
斎藤茂吉
(
さいとうもきち
)
氏の「
赤光
(
しゃっこう
)
」の歌がわれわれを喜ばせたのはその歌の潜在的暗示に富むためであった。
俳諧の本質的概論
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
或は
亜鉛塀
(
トタンべい
)
を
繞
(
めぐ
)
らした工場である。或は又見すぼらしいバラツクである。
斎藤茂吉
(
さいとうもきち
)
氏は何かの機会に「ものの
行
(
ゆ
)
きとどまらめやも」と歌ひ上げた。しかし
今日
(
こんにち
)
の
本所
(
ほんじよ
)
は「ものの行き」を現してゐない。
本所両国
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
斎
常用漢字
中学
部首:⽂
11画
藤
常用漢字
中学
部首:⾋
18画
茂
常用漢字
中学
部首:⾋
8画
吉
常用漢字
中学
部首:⼝
6画
“斎藤”で始まる語句
斎藤
斎藤緑雨
斎藤義龍
斎藤道三
斎藤掃部助
斎藤弥九郎
斎藤実
斎藤勇
斎藤与里
斎藤彦麿