“さいとうもきち”の漢字の書き方と例文
語句割合
斎藤茂吉100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このあいだも、斎藤茂吉さいとうもきち博士の随筆中に、武子夫人がいきていられたうちは書かなかったがと、ある田舎いなかへいったら、砂にとった武子さんのはいせきぶつを見て
九条武子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
斎藤茂吉さいとうもきち氏のミュンヘン雑記や、室生犀星氏の文学を包囲する速力、三木清みききよし氏の啓蒙文学論、河上肇かわかみはじめ氏の第二貧乏物語、ピリニヤークの狼のおきてなどと云ったものは
文学的自叙伝 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
けれどもこの歌はとうの昔にもう斎藤茂吉さいとうもきち君の歌集に出てゐるのに違ひなかつた。それから又彼等の或ものは僕の支那へ出かけた留守るすに僕に会ひに上京した。
変遷その他 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)