“赤光”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゃっこう41.7%
しやくくわう33.3%
あかびかり25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「墓場の屍肉しにくから、りんぐらいのものはとれるか知らないか、赤光しゃっこうを出す薬液などがとれるものか。ばかばかしい」
銀河まつり (新字新仮名) / 吉川英治(著)
僕は高等学校の生徒だつた頃に偶然「赤光しやくくわう」の初版を読んだ。「赤光」は見る見る僕の前へ新らしい世界を顕出した。
僻見 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
エミリウス・フロルスは同じ赤光あかびかりのする向側の石垣まで行くと、きつとくびすめぐらして、蒼くなつてゐる顔をはげしくこちらへ振り向ける。