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赤光
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あかびかり
ふりがな文庫
“
赤光
(
あかびかり
)” の例文
エミリウス・フロルスは同じ
赤光
(
あかびかり
)
のする向側の石垣まで行くと、きつと
踵
(
くびす
)
を
旋
(
めぐ
)
らして、蒼くなつてゐる顔を
劇
(
はげ
)
しくこちらへ振り向ける。
フロルスと賊と
(新字旧仮名)
/
ミカイル・アレクセーヴィチ・クスミン
(著)
「花ちやん、頭の
禿
(
は
)
げたなどは特別恐れ入りやしたわけで」と丸井は
赤光
(
あかびかり
)
の脳天ポンと叩いて首を縮む
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
円い窓から外を見ると、黒い波の
重
(
かさ
)
なった向うに、月だか太陽だか判然しない、妙に
赤光
(
あかびかり
)
のする
球
(
たま
)
があった。乗合いの連中はどうした訳か、皆影の中に坐ったまま、一人も口を開くものがない。
奇怪な再会
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“赤光”の解説
『赤光』(しゃっこう)は、大正2年(1913年)10月に東雲堂書店から刊行された斎藤茂吉の処女歌集。そのロマンチシズムあふれる清新な歌風によって歌壇・文壇に大きな影響を与え、一躍著者の名を高からしめた。茂吉のもっとも代表的な歌集とされ、明治38年(1905年)~大正2年(1913年)にかけての創作が収録されている。
(出典:Wikipedia)
赤
常用漢字
小1
部首:⾚
7画
光
常用漢字
小2
部首:⼉
6画
“赤”で始まる語句
赤
赤児
赤子
赤蜻蛉
赤裸
赤銅
赤煉瓦
赤毛布
赤城
赤飯