“教育(しつけ)” の例文
処女時代(むすめじだい)に受(う)けた私(わたくし)の教育(しつけ)というのは大体(だいたい)そんなもので、馬術(ばじゅつ)は後(のち)に三浦家(みうらけ)へ嫁入(よめい)りしてから習(なら)いました。
武家の家庭のことで教育(しつけ)は充分、生まれつき怜悧(れいり)で、母人はまたよろしい方、今は瓦解をして士族になって、多少は昔の威光が薄くなっているけれども、まだまだ品格は昔のままである。
先(ま)ずその頃(ころ)の私達(わたくしたち)の受(う)けた教育(しつけ)につきて申上(もうしあ)げてみましょうか——時代(じだい)が時代(じだい)ゆえ、教育(しつけ)はもう至(いた)って簡単(かんたん)なもので、学問(がくもん)は読書(よみかき)、習字(てならい)、又(また)歌道(かどう)一(ひ)と通(とお)り、すべて家庭(かてい)で修(おさ)めました。