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ふりがな文庫
“
敏腕家
(
はたらきて
)” の例文
無茶苦茶にいぢめ立る譯ではあるまいが、得て世間に褒め物の
敏腕家
(
はたらきて
)
などと言はれるは極めて恐ろしい我まゝ物、外では知らぬ顏に切つて廻せど勤め向きの不平などまで家内へ歸つて當りちらされる
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
無茶苦茶にいぢめ立る訳ではあるまいが、得て世間に褒め物の
敏腕家
(
はたらきて
)
などと言はれるは極めて恐ろしい我まま物、外では知らぬ顔に切つて廻せど勤め向きの不平などまで
家内
(
うち
)
へ帰つて当りちらされる
十三夜
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
無茶苦茶
(
むちやくちや
)
にいぢめ
立
(
たて
)
る
譯
(
わけ
)
ではあるまいが、
得
(
え
)
て
世間
(
せけん
)
に
褒
(
ほ
)
め
物
(
もの
)
の
敏腕家
(
はたらきて
)
などゝ
言
(
い
)
はれるは
極
(
きわ
)
めて
恐
(
おそ
)
ろしい
我
(
わが
)
まゝ
物
(
もの
)
、
外
(
そと
)
では
知
(
し
)
らぬ
顏
(
かほ
)
に
切
(
き
)
つて
廻
(
まわ
)
せど
勤
(
つと
)
め
向
(
む
)
きの
不平
(
ふへい
)
などまで
家内
(
うち
)
へ
歸
(
かへ
)
つて
當
(
あた
)
りちらされる
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
敏
常用漢字
中学
部首:⽁
10画
腕
常用漢字
中学
部首:⾁
12画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
“敏腕”で始まる語句
敏腕