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掻起
ふりがな文庫
“掻起”の読み方と例文
読み方
割合
かきおこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かきおこ
(逆引き)
さてはとその
邇
(
ちか
)
くを
隈無
(
くまな
)
く
掻起
(
かきおこ
)
しけれど、他に見当るものは無くて、倉前と
覚
(
おぼし
)
き
辺
(
あたり
)
より始めて
焦壊
(
こげくづ
)
れたる人骨を
掘出
(
ほりいだ
)
せり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
爰
(
ここ
)
に隣からの
火貰
(
ひもら
)
いという交際が結ばれ、また家々では
炉
(
ろ
)
の火を留めるということが、
肝腎
(
かんじん
)
な主婦若嫁の職務となり、さらに翌朝はその火を
掻起
(
かきおこ
)
して
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
呂昇は巧みにそれらの弱点を突いて、情緒をさわがせ、酔わし、彼らの胸の
埋火
(
うずみび
)
を
掻起
(
かきおこ
)
させ、そこへぴたりと融合する、情熱の
挽歌
(
ばんか
)
を伴奏したのである。
豊竹呂昇
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
掻起(かきおこ)の例文をもっと
(3作品)
見る
掻
漢検準1級
部首:⼿
11画
起
常用漢字
小3
部首:⾛
10画
“掻”で始まる語句
掻
掻巻
掻込
掻合
掻廻
掻消
掻口説
掻取
掻分
掻乱
“掻起”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
柳田国男
長谷川時雨