“かきおこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
掻起75.0%
掻発25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
呂昇は巧みにそれらの弱点を突いて、情緒をさわがせ、酔わし、彼らの胸の埋火うずみび掻起かきおこさせ、そこへぴたりと融合する、情熱の挽歌ばんかを伴奏したのである。
豊竹呂昇 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
茂二作は火種にいけて置いた炭団たどん掻発かきおこして、其の上に消炭を積上げ、鼻をあぶりながらブー/\と火を吹いて居ります。
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)