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掻切
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かっき
ふりがな文庫
“
掻切
(
かっき
)” の例文
あの細い
横町
(
よこちょう
)
の
方
(
ほう
)
に参り、庄三郎に突かれたなり右の手を持ち添えて、左から一文字にぐうッと掛けて切った、
此方
(
こっち
)
(左)の
疵口
(
きずぐち
)
から逆に右の方へ一つ
掻切
(
かっき
)
って置いて、気丈な新助
松と藤芸妓の替紋
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
お妻の胸元を刺貫き——
洋刀
(
サアベル
)
か——はてな、そこまでは聞いておかない——返す刀で、
峨々
(
がが
)
たる
巌石
(
いわお
)
を
背
(
そびら
)
に、十文字の立ち腹を
掻切
(
かっき
)
って、
大蘇芳年
(
たいそよしとし
)
の筆の
冴
(
さえ
)
を見よ、描く処の
錦絵
(
にしきえ
)
のごとく
開扉一妖帖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
掻
漢検準1級
部首:⼿
11画
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“掻”で始まる語句
掻
掻巻
掻込
掻合
掻廻
掻消
掻口説
掻取
掻分
掻乱