こぞっ)” の例文
旧字:
加うるにギース家のこぞってこれを賛助するあるを以て新教徒すなわちヒューゲノー党の苦戦む時なく、前者に富と権力あり、後者に精神と熱心あり
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
その時、中津の人気にんき如何どうかとえば、学者はこぞって水戸の御隠居様ごいんきょさますなわ烈公れっこうの事と、越前の春嶽しゅんがく様の話が多い。学者は水戸の老公ろうこうと云い、俗では水戸の御隠居様と云う。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
国民こぞって神聖なる愛国者となるべきなり、かくのごとき社会において人もし国に捨てられしならばすなわち神に捨てられしなり、その時こそ実に人民の声は神の声にして
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)