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拾
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ひろい
ふりがな文庫
“
拾
(
ひろい
)” の例文
養い親は命の親でもあるに、死ぬまで
拾
(
ひろい
)
ッ子ということを知らさず、
生
(
うみ
)
の子よりも可愛がって養育された大恩の、万分一も返す事の出来なかったのは今さら残念な事だと
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
大抵一隊の砲手に一つもしくは二つの割である。ポンと鳴る度にこの貴重な弾丸を消費する訳には行かん。そこで彼等はたま
拾
(
ひろい
)
と称する一部隊を設けて
落弾
(
おちだま
)
を拾ってくる。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
大明国
(
だいみんこく
)
との和議が整いかけて、凱陣の士卒が
纔
(
わず
)
かに休養する暇もなく、又もや斯かる普請を起して諸国の人馬を労すると云うのも、つまるところはお
拾
(
ひろい
)
に対する愛情の結果であると思えば
聞書抄:第二盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
拾
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
“拾”を含む語句
命拾
拾得
生命拾
拾遺愚草
拾集
寒山拾得
拾銭
拾遺
拾上
打拾
栗拾
紙屑拾
宇治拾遺物語
収拾
宇治拾遺
拾読
樽拾
拾円
古語拾遺
拾物
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