“拾物”の読み方と例文
読み方割合
ひろいもの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此家ここへお茶漬お艶が、近江屋を虐めた帰り毎夜のように立廻ることを見極めたのは、たしかに葬式彦兵衛が紙屑買いの拾物ひろいものであった。
かの子 ここの所一寸ちょっとそういうふうな状態ですね。繊細せんさいな感覚的な拾物ひろいもの程度のものは一部の人の中に入って来てはいるけど。
新時代女性問答 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)