拔放ぬきはな)” の例文
新字:抜放
見廻し拔放ぬきはな元末もとすゑ倩々つく/″\ながめ是ぞ此身のえてつゆ白刄しらはと成けるが義理ぎりある養父やうふ忠々敷まめ/\しきの久八を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
拔放ぬきはなし追懸候節加役方の御手へ召捕れ申候何卒此段御糺明下ごきうめいくだし置れ文右衞門百兩の金子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
開き七八人の惡漢わるものども破落々々ばら/\其所へ馳出かけいだし女を逃すな擔引ひつかつげと追取卷に女房も今は何とも絶體絶命ぜつたいぜつめい如何に此身が女なりとて非道ひだう手込てごみになるべきやと用意の懷劔くわいけん拔放ぬきはなち彼方此方を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)