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打釈
ふりがな文庫
“打釈”の読み方と例文
読み方
割合
うちと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うちと
(逆引き)
私
(
わたし
)
は
去年
(
きよねん
)
の
冬
(
ふゆ
)
妻
(
つま
)
を
迎
(
むか
)
へたばかりで、一
体
(
たい
)
双方
(
さうはう
)
とも
内気
(
うちき
)
な
方
(
はう
)
だから、
未
(
ま
)
だ
心
(
こゝろ
)
の
底
(
そこ
)
から
打釈
(
うちと
)
けると
云
(
い
)
ふ
程
(
ほど
)
狎
(
な
)
れてはゐない。
背負揚
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
が、紅葉の方ではとかくに疎隔して会えば
打釈
(
うちと
)
けていても内心は敵意を
挟
(
はさ
)
んでいた。
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
彼は出来るだけ
打釈
(
うちと
)
けた態度で、お島に近づこうとした。畑で桑など
摘
(
つ
)
んでいると、彼はどんな遠いところで、
忙
(
せわ
)
しい用事に働いている時でも、彼女を見廻ることを忘れなかった。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
打釈(うちと)の例文をもっと
(3作品)
見る
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
釈
常用漢字
中学
部首:⾤
11画
“打”で始まる語句
打
打擲
打棄
打捨
打殺
打倒
打明
打付
打笑
打毀
“打釈”のふりがなが多い著者
徳田秋声
内田魯庵