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才走
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さいばし
ふりがな文庫
“
才走
(
さいばし
)” の例文
見たところ、綺麗で、
才走
(
さいばし
)
つて、身だしなみがよくて、知らないものが見たら、此方が平次の女房で、お靜を妹とでも思ふことでせう。
銭形平次捕物控:024 平次女難
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
同
(
おな
)
じ
村
(
むら
)
に、
与助
(
よすけ
)
という
才走
(
さいばし
)
った
男
(
おとこ
)
が
住
(
す
)
んでいました。この
男
(
おとこ
)
は、きわめて
口先
(
くちさき
)
のうまい、
他人
(
たにん
)
の
気
(
き
)
をそらさぬので、みんなからりこう
者
(
もの
)
の
与助
(
よすけ
)
といわれていました。
おおかみと人
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
道江の言葉づかいは、以前に変わらず
素直
(
すなお
)
で、すこしも
才走
(
さいばし
)
ったところがなかった。それが、かつては、次郎に道江を
平凡
(
へいぼん
)
な女だと思わせた一つの理由だったが、今はまるでちがった感じだった。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
「金之助は
才走
(
さいばし
)
つて人間が
鋭
(
するど
)
くて、調子がよくて、男が良い」
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
才
常用漢字
小2
部首:⼿
3画
走
常用漢字
小2
部首:⾛
7画
“才”で始まる語句
才
才媛
才槌
才能
才覺
才取
才子
才覚
才人
才智