“与助”の読み方と例文
旧字:與助
読み方割合
よすけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うちへいったら、にわとりを三やるぞ。」と、与助よすけは、ちょうど念仏ねんぶつとなえるように、おなじことをかえしていいながらあるきました。
おおかみと人 (新字新仮名) / 小川未明(著)
人間にんげんいのちろうなんていうのが、ふらちなんだから、おおかみの約束やくそくやぶったってさしつかえない。」と、与助よすけはいっていました。
おおかみと人 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、いつしか、だれいうとなく、りこうもの与助よすけは、「臆病者おくびょうもの与助よすけ」と、みんなからあだされるようになってしまったのであります。
おおかみと人 (新字新仮名) / 小川未明(著)