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手肢
ふりがな文庫
“手肢”の読み方と例文
読み方
割合
てあし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てあし
(逆引き)
この雪に、
凍
(
こご
)
えた
手肢
(
てあし
)
をして、太刀を持つよりは、少しぐらいの酒ならば、体に
容
(
い
)
れたほうが、かえってよかろうと考える者のほうが多かった。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
肩付きの
逞
(
たくま
)
しさは
閂
(
かんぬき
)
のよう、十分弾力を秘めたらしいひき締った
手肢
(
てあし
)
、身長、肉付き、
均斉
(
きんせい
)
といい理想的ヘルメス型の、この男には男惚れさえしよう。
人外魔境:05 水棲人
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
すらりとしながら引き締まって均整の
執
(
と
)
れた
手肢
(
てあし
)
……
恰好
(
かっこう
)
のいい胸の
隆
(
たか
)
まり! 私に見せた笑い顔がまだ眼前に散らついて、私は
喘
(
あえ
)
いで胸で息をしたいような気になりました。
墓が呼んでいる
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
手肢(てあし)の例文をもっと
(6作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
肢
常用漢字
中学
部首:⾁
8画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭
“手肢”のふりがなが多い著者
小栗虫太郎
橘外男
久生十蘭
吉川英治
野村胡堂